Carnet de Poche メモ帳
うれしいニュース、おかしな出来事、あれこれ
うれしい小包、またひとつ。スロヴァキアからレース編みの天使たちが届きました。 手作りのオーナメントです。ありがとう!
ああ、12月はメモ帳もいつになくマメになるなあ。ゆっくりきてね、クリスマス。
昔から、指折り数えて待つのが好きで。クリスマス、お正月、誕生日、21世紀、仕事のイベント、 期末試験まであと何日! なんてのも、なぜか数えるのは好きなんですよ。夜食の予定表まで立てたりして。(実行はしない)
ですから、アドベントカレンダーも大好き。子どもが小さい頃は いっしょに手作りもしましたが、今年は市販のを三つ。 いっとうお気に入りは、窓を開けてはうっとりのクライドルフの絵のやつ。 それから、開けると一個ずつチョコレートやタフィーが出てくるやつ。 毎晩子どもと真剣勝負のジャンケンです。
うれしい小包。シュトーレンが届きました。クリスマスまで一切れずつ食べるドイツ菓子。 紅茶やコーヒーはもちろん、ワインとも合います。 毎年買おうと思いながら、なかなか自分では買えずにおりました。 クリスマスまで日がないから、家族でせっせといただきます。
昼前から新宿で打ち合わせ、青山で個展を見た後、夕方から新橋へ。 「あるく会」の集まりです。これは、文字通りほんとに歩く会で、ちっともあやしくないの。新橋から神保町まで 夜の街をてくてく歩きました。その後、おいしい中華で忘年会。来年もいっぱい歩きたいな。
一日怒ったら、夜はくたくた。どこまでが自分で、どこからがふとんなのかわからないほど、 ぐったり眠ってしまいました。
反動で、翌日は超ポジティブに。めんどうな原稿をハレルヤを歌いながら 片づけて、ツーステップで打ち合わせに出かけました。(これはこれで要注意)
ひさしぶりに噴火しました。12年に一度の大爆発です。
ふだんまわりの環境に恵まれているせいか、めったに怒らずにすんでいるんですけどねえ。 (小さな噴火はしょっちゅうしてますけど)
ちなみに前回は1992年、西永福の「サミット」で卑劣なおじいさん相手に大噴火しました。この計算でいくと、次回は2016年ですね。 周りの方、お気をつけください。(それまでは、安心しておつき合いください)
たまったメモ帳を更新していると、携帯がぷるる。幼なじみのみっちゃんからでした。 おお、ひさしぶり。近所に来ているからと、永福町で待ち合わせて、お茶しました。 北海道のこと、ケニアのこと、絵のこと、雪かきのこと、日本庭園のこと、山小屋のこと、 老後のこと、近所の子どものこと・・・ 昔話でなく、ほとんど最近のこと、これからのことです。 わらわらわらわら話は尽きず、瞬く間に3時間。 また話そうねえ。
日曜朝、眠っているわたしの耳元で、男の低いうなり声が。
「てふてふてふてふ・・・あ゛ーあ゛ーあ゛ー」
わけもわからず、こわい。早くこの悪夢から目を覚まさなくっちゃと、もがき、無理矢理起きてみたもののまだ聞こえてくる。
「てふてふてふてふ・・・」
それが、近所のグラウンドで始まるスポーツ大会のマイクテストだとわかるまでに、いっぷんかかったよ。
なにー? 七時過ぎじゃん。音デカすぎ。くやしくて早起き。
土曜日、ぎりぎりに思い立って高田馬場の日本児童教育専門学校へ。
絵本学会の研究講座「絵本の時間表現」を聞きに行ってきました。
部屋着のまんま駆けつけちゃったのは後悔したけど、内容は決して後悔しない面白さでした。特に岡崎乾二郎さんの幼い頃のケンボウ症のお話、とかね。
帰りは、I会長と板美のM岡さん、翻訳家のアキエちゃんと、なぜかミスドでお茶をしつつ、健忘症の自慢話で盛り上がる。
金曜日、絵本の会の忘年会で、巣鴨へ。新宿JRの改札にSUIKAとまちがえてパスネットを突っ込み、とおせんぼされる。うしろにいた方、スミマセン・・
今夜は、まずみんなが2004年のお気に入り絵本を持ち寄って、読み合った。 ああ、読んでいるつもりでも、自分のふたつの節穴では、いかに雑にしか読み取れていないことか。 絵本って、気に入って、繰り返し読んで、じわじわと旨味を味わいつくすものだもんねえ。今年はたぶん1000冊くらいの新刊に目を通したはずだけど、 そんな風に読めた絵本は、 100冊、いや10冊かな、あるかどうか。
ああ、だめだなあ、自分。やること、いっぱいあるなあ・・・という気持ちになると、むくむくやる気がわいてくる、便利な性分です。へへ。
仏蘭西料理とゆかいなおしゃべりで、ほろ酔い気分になった帰り、巣鴨でまたしてもパスネットを突っ込んだ。 ・・往復やるかな、自分。
寝不足が天敵。「この世の終わりみたいな顔やめてちょうだい」と、 子どもの頃から親によく言われたものでした。ひどく不機嫌に見えるだけでなく、肌も荒れるし、仕事の能率も上がらないしね。いいことないです。
とにかく夜更かし習慣をやめなくちゃと思って、水曜の夜は、ぴしっと早寝しました。そしたら、まあ、木曜は きげんのいいこと、いいこと。仕事がはかどる、はかどる。昼寝もしたくならない。「ひゃあ、あたしの未来は明るいわー♪」夜にはハイテンションがピークになっちゃって「ちっとも眠くならないわー♪♪」
・・・で、夜更かし。翌朝は、不機嫌のずんどこ、じゃない、どんぞこ。どこに明るい未来があったのか思い出せない。まあ、一日だけでも、いい夢見たと思って。
今年最後の選書のため、午前から白泉社へ。昼をまわって、銀座へ。
「道楽」というあやしい友の集まりに遅れて顔を出すつもりが、みんなとなかなか落ち合えず、白昼銀座をうろつく。無事合流し、 ファンケルカフェでケールアイスクリームをなめなめ小一時間。なんともくつろぐ輩である。
その後、夕方まで「ナルニア国」で選書の続き。スウェーデンのクリスマス用ポストカードなど購入。送ろうと思う人の顔が、ぽ・ぽ・ぽと浮かぶ。
自宅にこもって仕事をしている日の楽しみは、郵便受けを見ること。 事務的なものばかりの日もありますが、すてきにぶあついお手紙を発見!
「だいすき ひろまつさん」なんて、のっけから率直すぎる文面。 二件隣のようこちゃん(4歳)からでした。 裏を見ると、三分の一くらいが鏡文字で、 「ひろまつさんえほんありがとううれしいよたのしいよおもしろいよ」と書かれていました。 ・・・いいお手紙だなあ。もう一度読み直してから、にまにまと仕事の続きにとりかかりました。
さらに不摂生な日が続いたあとの土曜日。運動不足を解消し、電車賃(150円×2)まで節約しちゃおうと、吉祥寺まで 自転車で行ってみる。秋風に吹かれ、ゆったり気分でこぎ出したが、車だと気づかなかったお店を次々発見。 ついつい寄り道。最初の目的地に着いた頃には日は暮れかかり、ハンドルのかごは山盛り。帰りは真っ暗で、寒くて、ビュンビュン飛ばした。 身も、ふところも、凍えた。
ほんとの師走が来る前に、とりあえず霜月のできごと備忘録。
花園神社・酉の市前夜祭。見せ物小屋デビュー。箪笥とのお別れ。足立・バスの旅。経堂・文化祭のどら焼き。 阿佐ヶ谷・まとりょーしかシール。吉祥寺・利久会食。そーたろー3カ月。 市ヶ谷・終日BOOK END。恵比寿・1960年ものアルマニャック。新宿・ケニアと酔鯨。大崎・終日JBBY。 焼けギネス。永福・芋焼酎。荻窪・レバ刺しデビュー。巣鴨・ジョッキで乾杯 ・・・う。書いてるうちに、どっぷり師走な気がしてきた。 いえ、まだあと一週間。年末進行。がんばろ。
師走の気分の霜月です。ちっとも更新できてません。
毎年11月には「今年の絵本をふりかえる」みたいな仕事がいろいろあって、 この一年の絵本をばばーっと頭によみがえらせたり、うっかり読んでなかったものは追っかけて読んだり。 しみじみ、ではなく怒濤のように「今年も終わるんだあああ」と感慨にふけるハメになります。
そうこうしてると、ほんとの師走がやってきます。
2歳前後の子どもとお母さんたちの講座に呼んでいただき、足立区へ。 絵本を読んだり、手遊びをしたり、たっぷり遊んできました。
足立区には、なぜだか最近ご縁があって、この一年で5回くらい訪ねています。 どこもお母さんたちの自主グループが元気で、子どもたちがなつっこくて、うれしいの。 絵本を読むと、何度でも「もっかい」とねだってくれて、でれでれしちゃう。 下がった目尻が戻りません・・・
JBBY主催の講演会「ウルフ・スタルクとスウェーデンの仲間たち」 を聞きに、スウェーデン大使館へ。人見知りの娘もスタルクにだけは会ってみたいと言ってたのですが、 授業のために泣く泣く断念しました。
話を聞き終わって、「スタルクやっぱ最高!」と興奮したわたしは、 娘のためにと言い訳しつつ、かいがいしく絵本にサインをしてもらったり、 携帯で写真を撮っちゃったりしました。うひゃー。
新宿で、なにやらわくわくしてくる打ち合わせ♪をしたあと、銀座の清月堂画廊へ。 日本画家で絵本作家の小林豊さんの個展「北緯36°の風景 日本画展」を見ました。 空気が立ちのぼってくるようなアフガニスタンの風景。光と影。生活する人々。 いいとは思っていたけど、こんなにいいとは!  いつまでも身を置きたいような、心地よい空間でした。
で、その心地よい空間をお借りして、なぜだかペリカンの羽を取り出し、内職袋詰め作業をしたわたしたち・・・失礼しました。
学生時代の友人たちと、丸ビル(!)でランチしたあと、オアゾ内の丸善をのぞいてみました。 ざざっと駆け抜けた感想は・・・
広いというより、天井が高ーいです。児童書売り場には、新刊コーナーがありません。 これは、個人的にはちょっと不便。「愛子さまコーナー」(!)は、たいへん充実してました・・・。 「本の図書館」やギャラリー(山本容子展をやっていた)、洋書のフロアは楽しめますね。
生落花生をゆでながら、仕事。おでんを煮込みながら、続きの仕事。さつまいもとりんごを煮ながら、 もうひと仕事。
もうすぐ本屋さんに並ぶ、瀬川康男さんの『ひな』と『ひなとてんぐ』(童心社)の原画を こっそり見せていただきました。待望の新刊。ほうっとため息。 いや、もう、すごいですよー。見てみてー。 あー、どこかで原画展やれないかなー。だれか、やりませんかー。

地下鉄を乗り継いで表参道へ。HB GALLERYで、「佐藤卓展 紙の化石」(-10/20)を見ました。 うー、脳のひだの内側をひりひりとくすぐられるような、知的快感。

その後、クレヨンハウスで早川純子さんの『まよなかさん』の原画展(-10/24)を見て・・・ おっと時間がない、急がなくっちゃと、表参道から明治通りを駆け抜けて、カフェ・シーモアグラスに到着。 なかむらしんいちろうくんの個展「日本庭園のリスのお殿様の物語」(-10/17)にすべり込みました。

おいしい黒糖チャイを飲んで、とっぷりくつろぎ、展覧会とおしゃべりを楽しんで、 閉店後はオーナーのおりえさんと飲んで食べてまたお茶飲んで・・・ ひょっとしたらこのまま終わらないかもしれない、と思えてくるほど長い原画三昧の一日が、 ついに終わったのでした。ふう、楽しかった。おやすみなさい。いい夢見てね。いい夢見るよ・・
十年越しでおつきあいくださっている編集のTさんと、久方ぶりにお会いしました。
日本酒をちびちび(ぐびぐび)飲みながら、 アボカドと柿のブルーチーズ和えとか、キスと巨峰のグリーンソースとか、初体験の和え物に舌鼓。
意志が弱い。決めたことがなかなか実行できない。そんな自分がいやだなあ・・ と、考えていたとき、雨がザーザー降り出した。
うわ。やっぱりやめようかなあ・・いや、今日こそは行くって決めたんだもの!! と、ムキになって初志貫徹。雨合羽をはおり、全身トレッキングスタイルで自転車にまたがり、 いざ高円寺の古本屋さん えほんやるすばんばんするかいしゃへ。 (別に用事はありません)
で、ついつい長居。油売り・・六冊も買ってしまったよ。 本を減らそうって決めたのになあ・・
台風のおかげで会議が翌日に延期。自宅にこもって、ぬくぬくと過ごしました。 たまっていた手紙の返事など、しこしこ・・
翌朝、ガレージに松の葉や小枝が飛び散っていて、夕べの台風の力を思い知りました。 道端に、キンモクセイがみっしりと散り積もっていたのが、悲しかったです。
雨の日曜日は、車で散歩に。近所で借りようと思っている書庫の下見に行ったあと、遠回りして 上井草のちひろ美術館へ寄ってきました。 いわさきちひろ没後30年の特別展をやっています。安曇野との同時開催ということもあり、 原画に交じって「ピエゾグラフ」という特殊印刷物も展示されているのですが、 こいつの再現性には、びっくり!です。 世の中、どうなっちゃうんでしょう、ってくらい。 その後、懐かしいスタッフとしばしおしゃべり・・・
土曜日。イチローの新記録樹立を見届けてから、自転車でお気に入りの裏道を抜け、荻窪の杉並区立中央図書館へ。 風がここちよいです。
絵本作家のスギヤマカナヨさんの講座に潜り込みました。アットホームな雰囲気で、 受講者の人たちが気持ちよさそうにくつろいでいるのが、とても印象的でした。
9月29日は、「招き猫の日」でした。知ってましたか?「クるフク」だそうです。
朝10時からN出版のYさんと打ち合わせの予定でしたが、9時半にドタキャンの電話が入りました。 (びっくりしません。もう四年のつきあいですからね。) イラストレーターMさんとふたり、次の打ち合わせをどうするか話しながら、珈琲をすすりました。
「きょう、なんの日か知ってる?」「苦肉の策の日?」・・うーん、明るい話題にならないなあ。 でも、夕方、Mさんがふっくらカレイの煮付けを届けてくれました。招福♪
月例の絵本の勉強会へ。噛むほどに味わい深いシュルヴィッツの絵本論をテキストにしながら、話が四方八方に ふくらんで、面白いのです。読み聞かせをしてもらえるのも、うれしい。何度も読んできた絵本でも、ほんと、 びっくりするような発見があったりしますもんね。
たとえば、今夜の『はなをくんくん』(福音館書店)。 がくっと、ひざまずきたくなるような、よろこびでした。
病院はきらいですが、医学書を読むのはけっこう好き。 うつぶせになって、うなりながら読みふけり、自己診断を楽しみます。
うーん、だるい・・こいつは「アメーバ性赤痢」のあとは「眠り病」だな。 いつツェツェバエに刺されたんだろう・・とかね。
単に時差呆けとか、怠け癖とも言いますね。
9月22日、心もとないおなかをなぜながら、吉祥寺TOM'S BOXの酒井駒子展へ。 すべての絵に赤ポチ! 瞬く間の完売だったそうで、すごいですねえ。
片山健さんの『きは なんにもいわないの』(学研・「おはなしブーカ」10月号) を買って、ほくほく家に帰りました。
(ふつうの本屋さんで買えなかった「おはなしブーカ」、9月末からいよいよ単行本化がはじまるそうですよ)
・・というわけで、ケニアではいつになく元気でふくふくしていたのですが、 帰国後一週間余り、おうどんと梅干しとポカリスエットで、しみじみと日本をかみしめていました。
メモ帳がケニアに行きっぱなしのまんまで、失礼しました。心配してくださったみなさん、ありがとう。 ちゃんと、無事帰国しています♪
ケニアでの一週間は、あんまりいろいろありすぎて、一ヶ月のようでもあり、一年のようでもあり、一キロ太り、しかし、帰国後 一週間おなかをこわして伏せり、また元通り、、、いやはや、ほんとに楽しく実りの多い旅でした。
ケニアでの旅のメモ帳は、別ページにたらたらとUPしていきますので、ひまなときに見てください。